羽根 | 一人暮らしの大学生の日記

羽根

生きるから
羽根などなくていい
歩くから
飛べなくてもいいの
触れないで
ひとりで たてるから
もう二度と探さないで

必要ないのに
空を仰いだ
幸せ 偽り
矛盾と嘘をまとった
現実はとても残酷すぎて
二人は いつしか
幻だけを見ていた
はかない夢から
覚めるみたいに
貴方がどんなに
涙を流したとしても


祈りさえ聞く耳をもたない
願いさえ
その意味を知らない
少しづつ
声をも失くしてく
私は何処にもいない
生きるほど 人は
波に のまれる
暗闇 彷徨い
青い海に気づかない


突然 愛から
覚めるみたいに
貴方が 冷たく 瞳を
閉じる日が来たとしても


生きるから
羽根などなくていい
歩くから
飛べなくてもいいの
触れないで
ひとりで たてるから
もう二度と探さないで

笑うから
慰めなんて いらない
消えるから
何もいらない
本当の 私は
何処かにいるの
手が届かない


生きるから 羽根などなくてもいいの
歩くから
飛べなくてもいい
新しい私は
生きられるはず
裸足のままで
必要ないのに
空を仰いだ
幸せ 偽り
矛盾と嘘をまとった


最近よく聞く詩

いや鬱じゃないんだけど

少し感傷的になるのもそろそろやめたいなぁ